「蜜蜂と遠雷」!?~古楽コンクール開催真近 ~
「蜜蜂と遠雷」を読み始めた。なかなか面白い!
ピアノコンクールの話である。
小説は、第1次予選から本選までの
膨大な課題曲が書かれているところから始まる。
さて、ピアノほどの数はないが、
チェンバロにもコンクールはいくつかある。 その一つ、国際古楽コンクールが4月下旬から 山梨で開催される。 今年は、声楽と旋律楽器部門。 来年が、チェンバロとフォルテピアノ部門だ。
国内のコンクールでは山梨の古楽コンクールが、
課題曲の数が最も多い。(「蜜蜂と遠雷」ほどではないが)
コンクールではピアノでもチェンバロでも、
まずは課題曲の楽譜を揃えるところから始まる。
ピアノの楽譜はだいたい揃う。
でも、チェンバロの楽譜はなかなか揃わない。
チェンバロの楽譜は、輸入版を扱う専門店でも 置いていない場合も多く、
海外から取り寄せてもらうこともある。 何週間も待たされたあげく、
在庫切れだから郵送出来ないって返事が来たこともあった。 値段も、驚く程高い楽譜もある。 ピアノのコンクールも大変だが、
チェンバロのコンクールはピアノとはまた違った大変さがあり、 チェンバロ版「蜜蜂と遠雷」が書けそう・・・!?