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大塚直哉先生のチェンバロリサイタルに行ってきました。

2016年 11月12日(土) 、西方音楽館の木洩れ陽ホール(栃木県栃木市)で、 大塚直哉先生のチェンバロリサイタルがありました。

65席ほどの小さなホールですが、演奏者の息づかいから、 鍵盤の上がる音、レジスタを変える音なども聴こえてきて、 なかなか素敵なホールだと思います。

館所有の1段鍵盤フレミッシュチェンバロで、 スウェーリンクから、クープラン、ベーム、バッハといった作品を、 曲の解説を交えながら、2時間に渡って演奏されました。

チェンバロを始めた頃 聴きに行ったチェンバロコンサートでは、 聴いたことのない曲や、弾いたことのない曲もたくさんありましたが、 今回のプログラムは、ほとんどの曲を自分でも弾いていて、 大変勉強になりました。

昨年のチェンバロプレジャーで演奏した、 L.クープランの「フローベルガー氏を模したプレリュード」も プログラムにありました。 拍子も小節線もなく、音の高さのみ記されたこの曲は、 演奏者が楽譜を見ながら即興的に演奏していくため、 音符の長さや間のとり方など、演奏者によって違います。 コンクール前には、何千回何万回と弾きましたが、 大塚先生の演奏は、この曲を初めて聴いたかの様な 感動を覚えました。

話は前後しますが、今年10月のチェンバロプレジャーに再度エントリーするため に、 課題曲の1曲としてピッキの「トッカータ」を練習してきました。 この曲は、過去に何度かレッスンで見て頂き、弾きこんだ曲でもありました。 それでも自分の中でしっくりこない部分もあって、本番前にアドバイスを頂けた らと思い、 9月に大塚先生のワークショップに行ってきました。 今年で2回目となる、「音楽の隠れ家」というワークショップで、 いわき市のアリオスホールで行われました。 大塚先生のコンサートと、公開レッスンといった内容です。 レッスン受講者が多いので、一人あたりのレッスン時間は短いのですが、 大塚先生は、ピンポイントでアドバイスを下さいました。

お陰様で、今年のチェンバロプレジャーでは、グランプリを頂けました。

11月12日のリサイタル終了後、大塚先生に直接お礼を申し上げたくて、 楽屋に向かった次第です。

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